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「何話せばいいの?」オーディション合格のために自己PRで差をつける攻略法

  • xector1kunoike
  • 6月18日
  • 読了時間: 7分

更新日:6月20日




「自分の何をアピールすればいいの?」

「みんな同じようなこと言ってる気がする...」

「話してる途中で頭が真っ白になったらどうしよう」


オーディションの自己PRって、本当に悩みますよね。

何を言えば印象に残るのか、どう話せば「この子いいな」って思ってもらえるのか。


でも安心してください。自己PRにはちゃんとコツがあるんです。

今回は、審査員の心を掴む自己PRの作り方を、使える例文とNGパターンと一緒にお伝えします。




なぜ自己PRがこんなに重要なのか


審査員は一日に何十人、何百人もの人を見ています。

技術やルックスが同じレベルなら、最後に決め手になるのは「印象」なんです。

自己PRは、あなたの人となりや魅力を直接伝える唯一のチャンス。

ここで差をつけられれば、合格にグッと近づけます。


「でも、特別な経験もないし...」


って思ってる人、大丈夫です。

大切なのは経験の豊富さじゃなくて、「あなたらしさ」と「熱意」。


この2つがあれば、必ず印象に残る自己PRができます。





基本の構成はこの3ステップ


自己PRには「黄金の構成」があります。

これに沿って話せば、緊張してても伝わりやすくなりますよ。



ステップ1:自己紹介(15秒)


まずは基本情報を簡潔に。



例文 「○○と申します。20歳、東京都出身です。現在は大学生をしながら、地元の劇団で演技の勉強をしています」


ポイント

  • 名前、年齢、出身地、現在の状況

  • 関連する活動があれば軽く触れる

  • 明るく、聞き取りやすい声で



ステップ2:強み・個性のアピール(30-45秒)


ここが一番大事な部分。他の人との違いを具体的に伝えましょう。


例文(未経験者の場合)

「私の強みは、どんな環境にも馴染める適応力です。高校時代に転校を経験したのですが、1ヶ月で新しいクラスに溶け込み、最終的には文化祭の実行委員長を任されました。この経験から、初対面の人ともすぐに打ち解けられるようになりました」



例文(経験者の場合)

「私は3年間ダンスを続けてきて、特にジャズダンスが得意です。先日の発表会では、ソロパートを任されて200人の観客の前で踊りました。緊張しましたが、音楽に身を委ねて表現することの楽しさを改めて感じました」




ポイント

  • 具体的なエピソードを入れる

  • 数字があると説得力が増す

  • 「なぜそれが強みなのか」も説明する



ステップ3:将来のビジョン(15-30秒)

最後に、今後の目標や夢を熱意を込めて伝えます。



例文

「将来は、多くの人に愛されるタレントになりたいです。特に同世代の人たちに『頑張ってる姿がかっこいい』と思ってもらえるような存在になりたいと思っています。そのために、まずはこちらの事務所で基礎からしっかり学ばせていただきたいです」



ポイント

  • 具体的で現実的な目標を

  • その事務所を選んだ理由も含める

  • 学ぶ姿勢をアピール




ジャンル別の自己PRテンプレート


アイドル志望の場合

「明るさ」「親しみやすさ」「ファンとの距離感」を意識して。


テンプレート

「こんにちは!○○です。私の武器は、どんな時も笑顔を絶やさないことです。友達からは『一緒にいると元気になれる』とよく言われます。昨年、学園祭の司会を務めた時も、トラブルがあったのですが笑顔で乗り切り、『あなたのおかげで楽しい時間になった』と多くの人に言っていただけました。アイドルとして、ファンの皆さんに笑顔と元気を届けられる存在になりたいです」



俳優・声優志望の場合

「表現力」「役への理解力」「声の特徴」などをアピール。



テンプレート

「○○と申します。私は人の感情を読み取って、それを表現することが得意です。普段から人間観察が好きで、電車の中でも『この人はどんな一日を過ごしたんだろう』と想像してしまいます。演技の授業では、この観察力を活かして役作りに取り組んでいます。将来は、見ている人の心に響く演技ができる俳優になりたいです」



未経験・初心者の場合

「素直さ」「成長意欲」「これまでの経験」を前面に。



テンプレート

「○○です、芸能の経験はありませんが、チャレンジする気持ちは誰にも負けません。学生時代は部活動で3年間厳しい練習を続け、最後の大会では良い結果を残すことができました。何かを続ける大変さと、努力が実る喜びを知っています。芸能界は未知の世界ですが、持ち前の根性で必ず成長してみせます」







これはNG!よくある失敗パターン

実際によく見る失敗例と、その改善方法をお教えします。





失敗例1:抽象的すぎる



NG例 「私は明るい性格で、頑張り屋です。みんなから好かれます」

改善例 「私は、どんな時も前向きに考える性格です。バイト先で理不尽なクレームを受けた時も、『どうすればお客様に満足してもらえるか』を考えて対応し、最終的には『ありがとう』と言っていただけました」




失敗例2:自慢話になってしまう

NG例 「私は学生時代、生徒会長をやっていて、みんなのリーダーでした。勉強もスポーツもできて、先生からも信頼されていました」

改善例 「生徒会長として学校行事の運営に携わる中で、みんなの意見をまとめることの難しさを学びました。特に文化祭では、準備期間中に意見がまとまらず大変でしたが、一人ひとりと話し合うことで最終的には成功させることができました」




失敗例3:話が長すぎる

制限時間は1-2分程度。要点を絞って話しましょう。



コツ

  • 一つのエピソードに絞る

  • 結論から話す

  • 時間を測って練習する





よく聞かれる質問と答え方のコツ


「あなたの長所と短所を教えてください」


長所の答え方

  • 具体例と一緒に説明

  • 仕事や芸能活動に活かせることを強調


短所の答え方

  • 正直に伝える(致命的でない範囲で)

  • 改善のために何をしているかも話す



例文 「短所は心配性なところです。でも、そのおかげで準備を怠らないようになりました。今日のオーディションも、前日から何度も練習して準備してきました」




「なぜこのオーディションを選んだのですか?」

事前リサーチが重要です。



答え方のコツ

  • その事務所の特徴や強みを調べておく

  • 所属タレントの活動を参考にする

  • 「なりたい自分」と結び付ける


例文 「こちらの事務所は、タレントさん一人ひとりの個性を大切にして育ててくださると伺いました。私も自分らしさを活かしながら成長したいと思い、応募させていただきました」




「10年後の自分はどうなっていたいですか?」

現実的でありながら、夢も語る絶妙なバランスを。



例文 「10年後は、多くの人に愛されるタレントになっていたいです。特に、同世代の人たちの憧れとなり、『頑張れば夢は叶う』ということを自分の姿で証明したいです。そのために、今は基礎から着実に学んでいきたいと思っています」





練習方法と当日のコツ


事前練習のポイント


鏡の前で練習

  • 表情もチェック

  • 手の動きも意識して

  • 笑顔で話せているか確認


時間を測る

  • スマホのストップウォッチを使用

  • 1分30秒から2分以内に収める

  • 早口になりすぎないよう注意


録音・録画して客観視

  • 自分の声の大きさや話すスピードを確認

  • 「えー」「あのー」などの口癖をチェック





当日の心構え


緊張は当たり前

緊張していない人なんていません。「緊張してます」と正直に言うのも悪くないですよ。


完璧を求めすぎない

多少噛んでも大丈夫。大切なのは熱意が伝わること。


審査員の目を見る

難しければ、額のあたりを見るだけでもOK。





最後に:あなただけの魅力を信じて


自己PRで一番大切なのは、「自分らしさ」です。

他の人と比べて落ち込む必要はありません。


審査員が見ているのは、完璧な人ではなく

「一緒に頑張っていけそうな人」「成長していきそうな人」です。



あなたのこれまでの経験、今の気持ち、未来への想い。

それらすべてが、あなただけの魅力なんです。



準備は大切ですが、最後は「自分を信じる」こと。

練習した成果を発揮して、堂々と自分をアピールしてくださいね。


きっと、あなたの熱意は伝わります。応援しています!


Xector1では、一人ひとりの個性を大切にしたオーディションを開催中です。

あなたらしい輝き方を、一緒に見つけていきませんか?









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